☑ テニスや野球で手首を痛めた
☑ 仕事のやりすぎで手が痛む
と言う方の中で、
・病院に行っても原因が分からなかった
・治療をしても痛みが取れない
と言う声をたくさん耳にします。
大体、そうした人たちの多くは、痛みを感じている手首や手を中心に診察を受け、治療をしている方がほとんどです。
実はそうした痛みの原因が最も多く見つかるのが、前腕にある腕橈骨筋、橈側・尺側手根屈筋になります。
これらの筋肉にできたトリガーポイントは、手首や手のひらなどに関連痛を放つという特徴があります。
■ 腕橈骨筋
【起始】上腕骨下部外側縁
【停止】橈骨茎状突起
【支配神経】橈骨神経
【作用】肘関節 屈曲
【関連痛(痛みを感じる)パターン】
手関節周辺や外側上顆の辺りに痛みが現れる
■ 橈側・尺側手根屈筋
【起始】上腕頭内側上顆, 尺骨頭:尺骨上半部の後縁
【停止】豆状骨・第5中手骨底、第2・3中手骨底
【支配神経】尺骨神経、正中神経
【作用】手関節の屈曲、内転(尺屈)・外転(橈屈)
【関連痛(痛みを感じる)パターン】
手掌の橈側、あるいは尺側面に関連痛が現れる
これらの筋肉に形成されたトリガーポイントに施術を加えることで、長い間、苦しんできた痛みも意外と簡単に緩和する事ができます。
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